特定技能とは

 特定技能とは、「生産性向上や国内人材確保のための取組を行ってもなお人材を確保するのが困難な状況にある産業上の分野において、一定の専門性・技能を有し、即戦力となる外国人を受入れていく仕組み(出入国在留管理庁編「特定技能ガイドブックp1)」のことで、貴重な戦力として組織の一翼を担う可能性を持つ外国人を指します。

特定技能で活動するための条件

  • 介護技能評価試験
  • 介護日本語評価試験
  • 日本語評価試験

上記3つに合格していること又は

  • 技能実習2号を良好に修了したこと
  • EPA介護福祉士候補者プログラムを修了したこと
外国人介護実習生 特定技能実習 横浜医療介護福祉協同組合

 これらの条件を満たせば、「介護分野の特定技能外国人」として活動が可能となりますが、実は、いくつか注意しなければならないことがあります。それは知識・経験、技術に関することです。

 知識・経験、技術が備わっているかどうかを上記の3つの試験で計りますが、経験はもちろん技術も紙のテストでは把握できません。つまり、上記の三つの試験は、外国人職員として成長していく下地があるかどうかを計るものであり、この点に十分な理解が必要です。